コーヒー好きのハノイ暮らし

ベトナム産コーヒーを開拓中。ハノイ駐在。日々の暮らしで見つけた好きなものを記録します。

豆記録13:Arabica Coffee / K’Ho Coffee

念願のコーヒー農園訪問が実現しました。ベトナムでは避暑地として有名な街ダラットの中心部から、車で20分ほど行った住宅街にお店はあります。入口が分からず迷っていると、バレーボールをしている女性たちが慣れた感じで教えてくれました。女性の一人はオーナーだったようです。このK’Ho族のRolanさんとアメリカ人のJoshuaさんが作るコーヒーはダラットでは有名で、いつか行ってみたいと思っていました。
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山小屋のような店内に入ると、至るところにコーヒー豆が置いてあり、香ばしく爽やかな香りが充満していました。これは絶対美味しいと確信する香りです。お店にはサンルームのようなカフェの空間もあり、まずはフィルターでコーヒーをいただくことにしました。同僚が浅煎りを、私は当然のことながら、深煎りを選びました。浅煎りは、まるで柑橘系のジュースを飲んでいるようなフレッシュな香りで、酸味が強いのですが、美味しいと感じる酸味です。まろやかな甘みもあるからかもしれません。深煎りは、同じようなフレッシュさと甘みはありつつも、私好みの苦味と適度な深みがあり、唸ってしまいました。苦味は舌に残らずスッと上品に消えていきます。
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お店の奥に進むと、裏庭にコーヒーの木があり、真っ赤な実をつけていました。初めて見るコーヒーの実は、予想以上に大きく、固い豆の部分がほとんどで実はなかったですが、甘くジューシーな汁を味わうことができました。これがコーヒーになるなんて。お店の裏のコーヒーの木はほんの一部で、別に農園があるそうです。農園ツアーも開催しているようなのでいつか行ってみたいです。アラビカの香りと深煎りの苦味・深みが両立することを確認でき、私にとっては大きな発見でした。
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Arabica Coffee Dark Roast
原産地:Lam Dong省(海抜不明)
品種:Arabica Catimor
精製:Honey
焙煎:Dark Roast
焙煎日:2023/10/24
購入日:2023/10/25
グラム:250g
値段:150,000VND

酸味:★★☆☆☆
苦味:★★★★☆
深み:★★★★☆
香り:★★★★☆
アロマ:almond, caramel and dark chocolate

☕️ K’Ho Coffee
http://www.khocoffee.com

🇻🇳ベトナム豆知識:ベトナムには54もの少数民族がいると言われ、人口の14%程度を占めています。K’Ho族は中部高原の少数民族で、フランス人によってコーヒー栽培が広められたようです。Rolanさんはコーヒー農家の4代目とか。森を守りながら、生産者に利益が出るように配慮して生産されたK’Ho Coffeeの豆は、ベトナム国内だけでなく、海外にも輸出されていて、吉祥寺のライトアップコーヒーでも取り扱っていたようです。小さな村から世界水準の豆が生産されているなんて!
https://lightupcoffee.com/blogs/magazine/rolan-josh

豆記録12:FINE RO / deep sii

今年のハノイは遅めに夏がやってきましたが、6月末になると35度を超える日々です。食欲がなくてぐったりしていたランチタイムに、偶然お気に入りのコーヒーに出会いました。久々に好みのコーヒー豆に出会えてバイブス上がりまくりです。
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食べたいものがないので、以前から気になっていたカフェに行って、そこのペストリーでも食べようと、意を決して炎天下に踏み出します。Google mapでは、道がないところにあるお店でしたが、そういう隠れ家的お店を探すのには慣れているので、すぐに見つかりました。Luc Lakという有名なベトナム料理レストランの脇にある小道を「まだかな〜」と不安になるくらい進んだ左手にdeep siiという看板が見えてきます。15席くらいしかない小さなカフェですが、ここのコールドブリューは日本だと“こだわりの喫茶店”にありそうなクオリティ。お店イチオシのハムとチーズのホットクロワッサンも、食欲のない私にはちょうど良い大きさで、美味しかったです。
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コーヒーをあっという間に飲み干してから店内を見渡すと、オリジナルのコーヒー豆を販売しているのを見つけました。しかも2種類ともベトナム産で好感度が上がります。酸味が弱い方のFINE ROというロブスタ種にしました。2人の若い店員さんが熱心に説明してくれて、焙煎日などの詳細が書いていなくてもいいや〜、ということで即買いしました。お味はまさに私の好みで、深く、甘く、それでいて舌に残らずスッキリしています。お店を探すアドベンチャー含めて本当にオススメです。ハノイには4店舗あるようです。
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FINE RO

原産地:Gia Lai省(海抜不明)
品種:Robusta
精製:Fully Washed
焙煎:Medium Roast
焙煎日:不明
購入日:2023/6/30
グラム:250g
値段:150,000VND

酸味:★☆☆☆☆
苦味:★★★★☆
深み:★★★★★
香り:★★★★☆
アロマ:Chocolate after-taste

☕️deep sii
https://www.siicoffee.com

🇻🇳ベトナム豆知識:コーヒーのあまりの美味しさに、deep siiのHPでメンバーシップに登録してみました。ZaloというLINEのようなアプリで登録するシステムです。Zaloは中国製のアプリなので、最低限しか使っていませんでしたが初の会員登録です。ポイントカードとお得情報を手に入れた代わりに、個人情報がダダ漏れになったことでしょう。

豆記録11:LACÀPH PHIN BLEND / LACÀPH BAR

オランダ人がプロデュースするおしゃれなベトナムスペシャリティコーヒー。偶然入ったカフェで出会いました。高級店が立ち並ぶドンコイ通り沿いと言えども、フランス領時代にタイムスリップしたかのような古くて薄暗い雑居ビルの2階にあり、お店までの道のりと店内のおしゃれさのギャップに驚きました。

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オリジナルのコーヒー豆は3種類ありましたが、いつものように「酸味が苦手です」と言って、店員さんに選んでもらったのが、フィンで淹れるベトナムコーヒー用の豆でした。パッケージがものすごくツボで、オリジナルグッズのトートバッグとお土産用のドリップパックまで買ってしまったほどです。他にもタンブラーやコールドブリューなどパッケージの可愛さに惹かれて全部買ってしまいそうでした。

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店内では同じ豆でカフェ・スア(cà phê sữa)を注文してみたところ、酸味が少なく、コンデンスミルクとも相性が良く、ベトナムコーヒーらしいお味でした。家では豆を挽いてフィルターで淹れましたが、酸味の少なさと苦味の強さに「やっぱりフィンでベトナム式に飲んだ方が美味しいんだろうな」という思いが湧きました。それでもフィルターであっという間に飲み切ってしまい、他の種類も試してみたいと思うほど、心惹かれるコーヒーでした。Annamというスーパーでも買えるので、お土産にもおすすめです。

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LACÀPH PHIN BLEND
原産地:Dak Nong省(海抜500-700m)、Son La省(海抜800-1300m)
品種:Robusta, Catimor
精製:Honey
焙煎:Dark Roast
焙煎日:2022/11/23
購入日:2022/12/11
グラム:250g
値段:190,000VND

酸味:★☆☆☆☆
苦味:★★★★☆
深み:★★★☆☆
香り:★★★☆☆
アロマ:Roasted hazelnuts, bittersweet hot cacao

☕️Lacàph Bar
https://www.lacaph.com/en/

🇻🇳ベトナム豆知識:ドンコイ(Đồng Khơi)通りは、ハイブランドや高級な雑貨店が立ち並び、観光客が必ずと言っていいほど立ち寄るような場所です。今回、調べてみて初めて知ったのですが、Đồng Khơiとは一斉発起という意味で、1960年ごろベトナム共和国南ベトナム)政府に反発した農村部の住民が決起した事件に因んでいるそうです。てっきり人の名前だと思っていました。フランス占領時代は総督の名前からCatinat通りと呼ばれていたそうですが。

豆記録10:Vietnam / Kafeville

ハノイのコーヒー好きの若者が集うカフェ”といったところでしょうか。旧市街の北側にあるKafevilleはハノイ育ちの同僚が「一番オススメ!」と紹介してくれたお店です。以前通りがかった時は空席がないほど混んでいましたが、今回は午後早めの時間帯に行ったせいか、ほとんどお客さんがおらず、ゆっくりできました。

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ハンドドリップだと豆を選ぶことができたので“Vietnam”というブレンドを選びました。他にはケニアエチオピアパナマなどがあり、そちらの方が人気のようです。注文した後に店内を見渡すとコーヒー豆のコーナーがあり、おしゃれなラベルに解説カード付きで並んでいたので、思わず購入…で、お味は…まさに流行りの“酸味強め、香り高めのアラビカ種”で、かつてベトナムで良く飲まれていた“酸味なし、黒光するほどのバターローストのロブスタ種”と対極にあるものでした。香りは楽しめましたが、私には酸味がきつかったです。カフェとしては気に入ったので、次回は違う豆を試してみようと思います。

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今回のカフェでベトナムの流行の味を確信しました。かつてのベトナムコーヒーと対極にある味が最先端のようです。確かに日本でもおしゃれカフェで飲むコーヒーは酸味強めな気がします。というわけで、私の好みの味を見つけるには、流行を追いかけていない渋い喫茶店に行く、という方針が確定しました。日本でもそうしてたっけ、と今更ながら気付きました。

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Vietnam
原産地:Lam Dong省 Cau Dat, Lac Duong(海抜 1,400 - 1,600m)
品種:Red Bourbon, Typica, Catimor
精製:Washed
焙煎:Medium
焙煎日:2022/10/4
購入日:2022/10/8
グラム:200g
値段:120,000VND

酸味:★★★★☆
苦味:★☆☆☆☆
深み:★☆☆☆☆
香り:★★★☆☆
アロマ:Dark chocolate, sugar cane, nutty, spices

☕️Kafeville
https://kafeville.com

🇻🇳ベトナム豆知識:かつて、ベトナムでコーヒーと言えばロブスタ種で、苦味やコクを出すために焙煎の際にトウモロコシやヌクマム(ナンプラー)を混ぜていたというのは有名な話です。コーヒー豆に色んなものが混ざっているという噂(事実?)があったからか、一部のカフェは“cafe sạch”(クリーンなコーヒー)と看板に大きく書いて、お店のウリにしています。原料は100%コーヒー豆です、という意味なのですが、当たり前のことが書いてあるとかえって不安になるのは私だけでしょうか。

豆記録9:Blue Son La / K PHUCSINH

職場で、美味しいコーヒー豆を探していると話したところ、ネット販売でおすすめがあると紹介されたのがこちらです。半信半疑でしたが、確かにクオリティの高い豆でした。一口飲んだ感想は「猿田彦コーヒーの猿田彦フレンチに似ている!」。少しだけ酸味を感じますが、香り、深み、最後に苦味をしっかり味わうことが出来ます。アイスにして飲むのがおすすめと書いてあったので、フィルターで入れて急速冷凍していただいたところ、本当に猿田彦コーヒー並みの美味しいコーヒーができました。
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ネット販売なのでHPは見つかりましたが、精製・焙煎方法は書いていませんでした。ただ、UTZ certified sustainable farmで手摘みして丁寧に生産していることを強調していて、BRC, HACCP, ISO 9001:2015などの基準も満たしているとありました。HPでは“ヨーロッパ・クオリティ”であることが強調されていて、実際に輸出もしているようです。UTZ認証を得るのは容易ではないと思いますが、コーヒー豆輸出量世界二位のベトナムでは当たり前になりつつあるのでしょうか。認証と聞くと、誰でも取れるんじゃないかと穿った見方をしてしまうタイプなので、一度コーヒー農園を訪れて、生産過程のクオリティの高さを実際に見て把握してみたいです。
https://www.rainforest-alliance.org/ja/utz/

Blue Son La
原産地:Song La省(海抜 不明)
品種:Arabica
精製:不明
焙煎:Medium ?
焙煎日:2022/6/5
購入日:2022/7/28
グラム:454g
値段:268,500VND

酸味:★☆☆☆☆
苦味:★★★☆☆
深み:★★★★☆
香り:★★★☆☆
アロマ:Dark Chocolate, Caramel

☕️ K PHUNSINH
https://kphucsinh.vn/ca-phe-nguyen-chat-sach

🇻🇳ベトナム豆知識:ソンラ省については以前書いたので、今回はベトナムのネット通販事情について書いてみます。日本と同じく、ベトナムでもコロナ禍を機にネット通販が一気に拡大しました。日本とちょっと違うのは、クレジットカードや電子決済アプリを持っていなくても、デリバリー時の支払いも可能な場合が多いという点です。注文方法もSMSやZALO(LINEのようなアプリ)でメッセージを送るだけで届けてくれるので、とても便利です。Uberのように配車アプリのデリバリー機能でも注文可能です。ネットだけで販売しているコーヒーもあるようなので、もっと試してみたいと思います。

豆記録8:Robusta Blend / Third Wave Roastery

自家焙煎にこだわった骨太のローカルカフェ、といったところでしょうか。バスの乗り継ぎの時に地図アプリでカフェを探していたところ、評価が高かったのでふらっと入ってみたお店がここでした。外観も内装もローカルな雰囲気が漂うお店ですが、世界中の豆を自家焙煎していて、外国人のお客さんも多いようです。系列店がハノイ市内に3店舗あり、Cau Giay地区にあるBee5 Roast & Brewには焙煎所が併設されている、とフレンドリーな店員さんが教えてくれました。

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いつものように「ベトナム産で酸味が少ないコーヒーを」と伝えたところ、ザーライ省のロブスタ種を薦められました。ソンラ省のアラビカ種の方が香りが高くておすすめとのことですが、ちょうど売り切れていたので、次回の楽しみにとっておくことにしました。エスプレッソで飲むことを薦められましたが、とても暑い日だったので、アイスアメリカーノにしてもらいました。

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フィンで飲むベトナムコーヒーに近い味、というのが一口目の感想でしたが、それほど淡白ではなく、適度な苦味と酸味、しっかりとした深みと甘みがあり、私は好きな味でした。豆を100g単位で販売してくれるところも気に入りました。そしてお値段もお手頃なので、お土産にもおすすめです。

Robusta Blend
原産地:Gia Lai省(海抜 不明)
品種:Robusta
精製:Natural
焙煎:Dark
焙煎日:2022/6/26
購入日:2022/7/17
グラム:100g
値段:45,000VND

酸味:★☆☆☆☆
苦味:★★★☆☆
深み:★★★★★
香り:★★☆☆☆
アロマ:Nutty, Creamy, Dark Chocolate, Caramel

私がお店に行った時間は遅めの夕方だったので、他にお客さんはおらず、店員さんと少しおしゃべりしました。ハノイ市内には、ここ数年でスペシャリティコーヒーのお店が急に増えたそうで、納得しました。10年間には全く見かけなかったです。外に出ると、道端にプラスチック椅子でお茶&タバコを楽しむ人たちがいて、ベトナムらしさが残るカフェだとあらためて感じました。看板には“We know the beans”とあり、豆にこだわり、過度なおしゃれさを追求しないところが気に入りました。

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☕️ Third Wave Roastery (3RD Wave Roastery)
https://goo.gl/maps/hgDX98jM5yLEhJq3A
https://third-wave-roastery-3rd-wave-roastery-cafe.business.site/?utm_source=gmb&utm_medium=referral

🇻🇳ベトナム豆知識:ザーライ省と聞いて場所が分かる日本人は多くないと思います。中部高原にありカンボジアと国境を接するJarai族などの少数民族が多く住む省です。Jaraiのベトナム語表記がGia Lai(ザーライ)と初めて知りました。首都はPleiku(プレイク)。明らかにベトナム語ではないですね。Jarai語はクメール語に近いそうです。最近,、私がザーライを耳にしたのはサッカーの試合です。ホアン・アイン・ザーライはアーセナル(英)と連携しているベトナムで唯一の欧州系サッカースクールだそうです。ザーライとアーセナルがどうやって結びついたのか…

カフェ記録:Habakuk Fine Coffee & Bistro

ランチタイムに職場近くのカフェを巡っていたところ、ようやく、通いたくなるカフェに出会いました。オフィス街の裏路地を奥深く行った先にあります。お店に入ってまずシンプルな内装と静かで広々とした空間に感動し、コーヒーを飲んでみて、「自分へのご褒美用のカフェにしよう」と心の中で呟いてしまいました。

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なぜご褒美なのかというと、コーヒーは一杯75,000ドン(約400円)、ランチメニューのラザニアは99,000ドン(約500円)と周辺のお店に比べると3倍近い値段なのです。このお店はカフェだけでなく、夜はビストロがメインになるので、メニューには繊細で美しい単品料理もありました。もちろんワインなどのお酒も。どれもお値段お高めです。

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ラザニアは、ほんの少し塩を足したかったのと、量が少なめでしたが、合格点でした。ランチメニューは他にホットサンドも数種類あったので、次回、試してみようと思います。肝心のコーヒーは、世界中のコーヒー豆から選ぶことができましたが、ベトナム産が良いと伝えたところ、ザーライ省のロブスタ種のみでした。猛暑日だったので、アイスのドリップにしましたが、さっぱりとした味でラザニアと相性も良かったです。

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私が行ったのは平日の昼休み。周りを見渡すと、お一人様の女性客が私を含めて4人。他はカップルが1組。本当に静かでした。コーヒーの値段とお客さんの静かさは比例するのかもしれません。また、ハノイは必要以上に大声で話す人と隣り合わせになってしまうことも少なくないのですが、このお店にはそんな人はいなかったです。ハノイにいることを忘れてしまうような、そんな空間でした。

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ちなみに、店内にはコーヒー豆が並んでいる棚があり、ちょうど飲んだお豆もありました。ただ、パッケージにはDimension Coffeeとあり、オリジナルのものではないようです。調べてみたところ、しっかりとしたHPもあり、ネット販売中心の焙煎コーヒーのお店だと分かりました。店舗があるのか分かりませんが、一応、住所は書いてあったので、今度探検してみまようと思います。
https://dimension.coffee

総合:4.2
雰囲気:★★★★★
居心地:★★★★★
サービス:★★★★☆
値段:★★★☆☆
味:★★★★☆

☕️ Habakkuk Fine Coffee & Bistro
https://m.facebook.com/HabacoffeeBistro/
https://goo.gl/maps/R95jPTGoZPdNDGhk8

🇻🇳ベトナム豆知識:コーヒー1杯の値段はどんどん上がっています。15年ほど前は冷房の効いたカフェで10,000ドン、路上カフェで5,000ドンくらいでしたが、今は路上でも20,000ドンはします。コーヒー1杯75,000ドン(しかも外国産の豆ならもっと高い)になるなんて想像を超えるレベルですが、スペシャリティコーヒーを扱うカフェであれば、今や当たり前の値段です。15年前のベトナムでは、カフェフィンで一滴づつゆっくり淹れたコーヒーを、小さなスプーンですくってチビチビ飲みながらおしゃべりしている光景をよく見かけましたが、最近は減っている気がします。スペシャリティコーヒーも好きですが、昔ながらのベトナムコーヒーを愉しむ文化も残り続けて欲しいと願うこの頃です。