コーヒー好きのハノイ暮らし

ベトナム産コーヒーを開拓中。ハノイ駐在。日々の暮らしで見つけた好きなものを記録します。

豆記録1:Dream Beans’ Signature / Dream Beans Coffee

ハノイで最初に行った自家焙煎のカフェ。小さな一軒家を改造したような造りで1階と2階がカフェで3階に焙煎所があります。まずカプチーノで味見して、お豆も買ってみたところ、ベトナムコーヒーの概念を覆すおいしさ!パッケージのおしゃれさとマッチしているクオリティでした。輸入の豆も数種類ありますが、ベトナム産のシングルオリジンを5種類を販売していて、どれも名前にDreamが付きます(その意味はまた今度!)。初回のブログに載せたいのは看板商品のこちら。

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Dream Beans’ Signature
原産地:Son La省(海抜740〜1,140m)
品種:Catimor
プロセス:Washed
焙煎日:2022/5/24
購入日:2022/5/29
グラム:250g
値段:180,000VND

アロマ:レモンバーベナシトラス、ブラウンシュガー、キャラメル
味わい:★★★★☆
焙煎度:★★★☆☆
酸味:★★★☆☆
苦味:★★☆☆☆


ロブスタ種が主流だったベトナムで、最近はアラビカ種のシングルオリジンが増えているようです。こちらはさらにカチモール種という聞きなれない品種。飲み方はエスプレッソマシーンかカフェフィンをおすすめされましたが、ペーパーフィルターで淹れました。ロブスタ種と比べると香りが立ち、酸味もありますがそれほど気にならず、バランスの良いコーヒーでした。シトラス系の香りが爽やかでアイスコーヒーにも向いていると思います。

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☕️Dream Beans Coffee

https://www.facebook.com/hanoidreambeans/

🇻🇳ベトナム豆知識
ソンラ省は、人口・面積ともにベトナム北西部最大の省で、12の少数民族が暮らす山間の地形で、ラオスと国境を接しています。19世紀後半のフランス統治下でアラビカ種の栽培が始まり、ベトナムにおけるコーヒーの一大生産地となりました。2017年にSon La Coffeeが地理的表示(Geographical Indication)に認定されると、ブランド化が進み、品質の向上に繋がったと言われてます。